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インテグリティとは?

  • 執筆者の写真: tsuruta
    tsuruta
  • 2020年2月23日
  • 読了時間: 1分

更新日:2020年2月25日

インテグリティと言うことが最近、頻繁に聞かれるが、この定義は厳格にはない。


ただ、「インテグリティがない人」は明確。ピーター・ドラッカーの著書「現代の経営(The Practice of Management)」の中で、インテグリティがない人間とは、①『何が正しいか』よりも『誰が正しいか』に興味を持つ者、そして②自らの仕事に高い基準を設けない者、とある。


結局、経営でいう「インテグリティ」は、経営者が発信したことと行うことが一貫しており、ブレがないことを言うのだろう。その場しのぎで、ブレの大きい経営を許さないのだ。


「何が正しいか」や「発信メッセージ」を『文書』で明確に周知、徹底し、経営者がブレない経営をしていく中、社内で「インテグリティ」が育まれる。そういうものだ。それはあたかも螺旋階段を一歩一歩上がるがごとく、ゆっくりと進む。


企業の「インテグリティ」の基本は、結局は、文書化であり、それに基づくブレない経営なのだろう。


スピードを重視するあまり、ここを省略する経営者は多い。だが、一時的な改革は進んでいるように見えても、結局、後戻りも早い。大事なことは、ゆっくりでも階段を上がり、後戻りしない仕組みを作っておくことだ。その一助が、「文書化」であろう。

                


                                ハリウッドの丘にて


 
 
 

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